100年続くテーラーからセレクトショップへ転換して28年。現在では、マノロブラニク等女性の憧れブランドを数多く取り扱う特別な存在感を放つ。そこにある、洋服への思いとは? 株式会社 矢野洋服店 取締役 ARROWSマネージャー 矢野 三千代 人生においてお客様の笑顔はエネルギーのもと。

PROFILE

株式会社 矢野洋服店 取締役 ARROWSマネージャー矢野 三千代(1962年7月24日生まれ)

当時福岡でも歴史を持つテーラ事業とジーンズショップ事業の跡継ぎのご主人と出会い結婚を機に、これからの時代に即した店舗転換を考え29年前にセレクトショップARROWSを立ち上げる。
※今でこそ全国的に有名なセレクトショップのオーナー達が、視察に来る時代でした。

すぐに2児の母となり、主人の祖母と父の介護もしながら会社の経理として携わる時期が続いたが15年前に復帰。

現在では定期的に買い付けに行くパリで、デザイナーとの信頼感関係を構築し、日本で珍しいコレクションの数々が店頭に並ぶ。
その為、新作を楽しみにする長年のファンが多数。

波乱万丈な人生を乗り越え、その都度徹底した独学で得た知識を『お店に関わる全ての方に伝えていきたい。それが私の生きがい』と語る矢野さんは、ほぼ毎日店頭に立ち接客を楽しむ。

今後はアパレルに限らず、幅広い活動をやりたいと考える矢野さんが今後何を生み出してくれるのか楽しみです。

ENCOUNTER

INTERVIEW

福岡の母!笑 世話焼きだからよく言われるの。

Yumi(以下Y):アローズに通うようになってどれぐらい経つかなぁ。
初めてお店に入った時はすごく大人のお店な感じがして緊張しました。

矢野(以下Ya):ユミちゃんが最初にお店に来てくれた事、すごく覚えてるわよ。13年くらい前でね、クレメンツのベージュのワンピースに黒のマノロブラニクをコーディネイトでご購入いただいて、パーティーに来ていくって言ってた。

(Y):凄い!さすが矢野さん!憧れのマノロブラニクの靴に出会えてとっても嬉しかった。
それから、特別な時に少しずつ通うようになって、今ではARROWSのワードローブが沢山増えました。矢野さんと会話するのも楽しくていつも長居しちゃって・・・。
今では、福岡の母だと思っています。笑

(Ya):福岡の母!笑 世話焼きだからよく言われるの。実は私って何でもこなせる方じゃなくてね。だからこそ、何でも一生懸命にとことん勉強してきた。
お勉強が好きだしね。

何でも出来そうな矢野さん。意外でした。

(Y):何でも出来そうな矢野さん。意外でした。

(Ya):自分が分らないから、必然的に分らない人に伝える事が得意になったのね。
結果としてその事が、スタッフやお客様、人間関係に大きく影響したわね。
それに真面目に頑張っている人を見ると応援したくなる。お店近所の若い子達にお弁当を作ったり、パリの展示会でデザイナーさんにホテルでおにぎりを作って差し入れしたり。わたしの性分ね。

(Y):わたしも何度矢野さんの暖かい応援に元気づけられたかわかりません・・・。
矢野さんのそのお気持ちは、デザイナーさんやお洋服を説明してくれる時の矢野さんにもすごく通じるように感じます。

お洋服はね、感情だけで買わないで欲しいの。

(Ya):そうね。夫婦でアローズを開業して28年になるけど、お客様に笑顔になって頂きたい気持ちはもちろん、デザイナーさんの気持ちを伝える事も私達の大事な役割だと思っている。デザイナーさんはね、すぐにお洋服に飽きて、捨てて欲しいなんて思いながら作ってないの。5年後も10年後も着てほしい。

(Y):素敵です。矢野さんがセレクトしてくれた服や靴は本当に長く着れます。
そして飽きないし、あまり見ないブランドだから、よく人に聞かれます。
『それ、どこの?』って。それが何だか嬉しくて♡

(Ya):お洋服はね、感情だけで買わないで欲しいの。短期間で終了なんて悲しいでしょ。全部は無理でも基本的には自分に合うものをきちんと選んで長く着て頂きたいと思ってる。

本当に良い物を長く使う。

(Y):本当に良い物を長く使う。お洋服に限らず、インテリアもキッチン用品でも同じ。理想のライフスタイルです!

(Ya):子育てや介護、大病を患いながら仕事と向き合ってきた。すごく速いスピードで波乱万丈の人生を乗り越えてきた私だから伝えられることが沢山あると思うの。今後は、今まで構築してきた、知識や人脈を活かしてアパレルに留まることなく、幅広く活動したいと思ってる。

(Y):凄く楽しそう!わたしも仲間に入れてください。笑

(Ya):是非!やりたいこといっぱいあるのよ。笑 福岡をもっともっと元気にしたいわね。

SHOP NAME ARROWS
ADDRESS 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2-4-12 TENJIN YANO BLD.1F
PHONE 092-716-5125
HOMEPAGE http://www.arrows-johns.com/

INTERVIEWER

ワイズプロジェクト(株) 代表取締役社長渡邊 優美(1979年11月9日生まれ)

19歳でファッションスタイリストの道へ。

実力が認められ半年でチーフに就任されるも超多忙な中、体調を崩しスタイリストの夢を断念。

その後、色々な事にトライする中、設計、不動産売買の勉強をして28歳でインテリアコンサル会社を起業。

ライフスタイルの変化の中で起業5年目に、化粧品企画、ファスティングカウンセラー、通販の事業内容に変更して現在に至る。

自由の中にもこだわりを持ち、幅広い経験を活かした活動を行う。